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足尾へ一人旅@アーカイブス

今回ご紹介する『足尾への一人旅』は、2007年12月8日(土)のことです。だから2年9ヶ月前のお話です。

久しぶりにこのブログの前にやってたプログの記事から引っ張り出してみました。

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昨日早く寝たおかげで、今朝は5時に目が覚めてしまいました。
こんなに早くから目が覚めてしまうと、予定もないから、グータラしてしまいそうだったので、かねてから行ってみたかった、わたらせ渓谷鉄道に乗りに行くことにしました。
7時に自宅を出発!
まずはわたらせ渓谷鉄道の始発駅である桐生をめざします。
無人駅の三俣駅から上毛電鉄に乗ることにしましょう。
やってきた電車は井の頭線から譲渡した電車です。
2両編成でかわいらしいなぁ~
おまけに車掌が乗ってないワンマン運転です。
上毛電鉄は単線で地方のローカル線です。
三俣で乗り込むのはあっし一人しかいませんでした(^^;。

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バスでは普通なワンマン・・・でも電車はどーなってるんでしょうか?
ん?乗車口が1ヶ所だ!
普通に待ってたら、電車が着いても、乗車口以外のドアは開かないんです。
ひょえ~!びっくらこいたw(゚o゚)w
電車が来る前に確認しといてよかったです。
よく見たら、ホームの反対側に乗車口の看板がありました。
しかし、無人駅で乗客はあっし一人。
時計もないし、電灯もありません。
陽が上ってるからいいけど、夜じゃあ恐いよなぁ・・・
電車に乗り込むとドア付近にバスと同じ整理券の発券機があり、整理券を取ります。乗客は・・・あっし含めて7人!
よく廃線にならないなぁ~

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誰もいないホームで、電車が来るまでの間に時刻表もカメラに収めましたが、朝のラッシュ時でも1時間に3本で、ラッシュが終わると1時間に2本しか走ってません。
上毛電鉄は、前橋中央から西桐生までを結んでいますが、どちらの駅もJRや他の私鉄と接続しておらず、赤城駅で唯一、東武桐生線と接続しているだけなんです。
特に有名な観光地がある訳でもないし、日曜日の朝なので、致し方ないかな?
前橋も桐生も他社線と接続してたらよかったのにね。

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ガラガラの社内。誰も話してないし、電車の走行音がうるさくて、大きな音で音楽聴いてもOKそうです。

乗客は大半が高校生。あとはじーちゃん。
車窓からは赤城山が朝日に照らされて綺麗です。
空気も澄んでいるせいか、頂上までハッキリ見えます。昨晩は赤城山頂で積雪があったようで、山頂はうっすら雪帽子を被ってました!
幾つかめの駅では、ホームに自転車を持って立ってる人がいました。
おいおい、自転車を転がして、電車に乗り込んで来ちゃいましたよ!
そんなのあり?
ん?車内に貼紙がありました。
『自転車は2両目に。又、電車の走行中に自転車が動くと危険なので、必ず手で押さえましょう!』
あっしの目の前を自転車が普通に通り過ぎて行きました。

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驚かされっぱなしの上毛電鉄です。
あと、あっしの余計なお世話なんですが、ワンマン運転の場合、朝の高校最寄駅での乗降の出改札はどーなってしまうんでしょう?
無人駅では、運転士が車掌と駅員も一人で担当せねばならず、負担が大きい上に、運転遅延になる可能性も大です。
まぁ、自転車持ち込みOKになる位しか需要がないから、大丈夫なのかな?
そんなこんなで、途中何回か前橋中央行きと交換しながら、小一時間で西桐生に到着しました。
いよいよ、わたらせ渓谷鉄道に乗り換えですが、桐生駅まで歩かなくちゃです。先を急ぎましょう。

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おっとっと。
西桐生駅もカメラに収めてと。
このあと乗るわたらせ渓谷鉄道で終点まで行くつもりで、1時間以上もあるので、車内で食べる用の食料をコンビニで調達しようとしましたが、お店を高校生に占拠されてて断念・・・(:_;)
とにかく桐生駅を目指します。
確か乗り換え時間は10分なかったような・・・
おまけにその列車を逃すと、次の列車は3時間後!
あっしが焦ったのがわかるでしょう?
何とか桐生駅に着きますが、両毛線とわたらせ渓谷鉄道しかないのに、立派な駅でおまけに寒い時期は入口のドアも締切が多くて更に焦りが!
切符~!

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切符も買い、ホームに駆け上がると、焦げ茶色のディーゼルカー1両編成が停まってます。
早速乗り込みますが、結構な乗客が既に乗り込んでいます。
それでも何とか窓側の席を確保。
あっしを待ってたかのように列車は終点の間藤を目指して出発します。
列車はさすが急勾配を上って行くだけはあります。
平坦な桐生では力強く加速して行きます。
ほーら、やっぱり慌てるといいことがないや。
1日フリー乗車券を買えば安く行けたものを、普通に切符を買っちゃいました!
乗客はテニス部の高校生と登山客と鉄ちゃんです。
終点まで行くのかな?

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大間々でテニス部の高校生たちが降り、大分乗客が減りました。
その後、登山客のグループも降り、一気に社内はガラガラになっちゃいました。
列車の中も静かになりました。
シートがクロス転換シートなので、進行方向に直し、渓谷がよく見える方に移動しました。
残念ながら、紅葉は盛りを過ぎて、落葉してます。
川の流れは穏やかで、この辺特産の御影石が河原にゴロゴロしてます。
ダイナミックな車窓をカメラに収めようとしますが、中々充分なシャッターチャンスには恵まれません。
しかし、ビューポイントでは列車が徐行してくれました。

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大間々を過ぎると、渡良瀬川沿いに走り、山間部を縫うようになります。
水沼という駅は、上り線ホームに温泉センターが直結しています。
帰りに寄って、ゆったり温泉にでも入ろうかな?
列車はどんどん足尾に向かって上って行きます。
さっきは温泉だったけど、今度は14系の客車がレストランになってる駅もありました。
まだ開店前みたいで、寒々しい感じでした。
その後、5キロもあるトンネルをくぐりました。
地下鉄で通勤してた頃を思い出します。
足尾銅山観光の最寄駅で鉄ちゃん達も降り、終点の間藤にはあっしともう一人だけでした。

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車内整備の為、一度乗客は降ろされます。
ホームに立つと、うっすらと雪が!
駅前を散策しようにも何にもありません。
当然無人駅で、さっきの温泉センターの情報を仕入ようにも、パンフレット1つありゃあしません。
う~、寒い!
駅の先で線路も止まっています。
ほんとにどん詰まりに来たって感じ。
折り返しの列車の車内整備も終わり、お客さんは列車に乗ることができるようになりましたが、出発時間まで時間があるので、もう少し外にいることにしましょう。
おっと、日光の山が雪景色だ。
カメラでパチリ!

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日光の写真を撮ってると、写真に写ってるおばちゃんに挨拶された。
『おはようございます~。昨日の晩は初雪が降ったんね~』
この地方独特の訛り言葉に何故か暖かさを感じてしまうしげでした。
さぁ、17分のインターバルをおいて、列車は桐生に戻ります。
足尾観光してもよかったのですが、足尾の街に何もないと時間が潰せないので、又の機会で足尾には訪れることにしましょう。
何せ次の列車は3時間後にしか来ませんから・・・(^_^;)
足尾の次の駅で賑やかなおばちゃん3人組が乗って来て、車内が騒がしくなります。
温泉に寄ろうかなぁ?

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客車のレストランも営業を開始してましたので、寄りたかったのですが、レストランに3時間居るのは辛いと思いパス。
しばし、渓谷の美しさに見入ってました。
水沼の温泉センターが近づくにつれ、立ち寄るか、先に進むか迷います。
せめて2時間なら時間的にもいいのですが、3時間だと手持ち無沙汰になりはしないか心配です。
しかし、せっかくのチャンスですので、思い切って水沼で列車を降りました。
一度決めた心を再び迷わせるように列車は時間調整の為に出発しないのですが、やがて桐生に向けて出発していきました。

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さぁ、これで3時間はここから動けません。
のんびり温泉に入りましょう!
入口で入浴券を500円で買います。
タオルも一緒に買い、脱衣所へ。
先客は10名位でしょうか。
殆どがじもてぃーさんのようです。
空いてる洗い場で一通り身体を洗ってから湯舟に浸かります。
ん~、極楽~~~!
癖のないお湯で、熱さもちょうどいい感じ~o(^-^)o
半身浴したり、肩まで浸かったりを繰り返し、身体が完全に暖まってから露天風呂へ。
この開放感がたまりません。
湯舟に注ぐお湯の音以外、音はしません。
空は抜けるような青空。
癒されるなぁ~

07120813 

30分以上湯舟に浸かってました。
身体の芯からポカポカです。
暑がりのあっしは、ポカポカ過ぎて、汗が止まらなくなっちゃいました。
さて、朝から何も食べてないので、大広間で昼食をとることに。
外ののぼりに『やまと豚』とありましたので、しょうが焼きの単品と生ビールを注文。
グビッグビッグビップハーッ!
うんめ~っ!
風呂上がりの生ビールは最高です。
どれ、やまと豚のしょうが焼きは?
んー、普通でした。(^_^;)
生ビール一杯ではもの足りず、350缶をもう一本。
昼間のお酒は利きます。
小一時間マッタリ過ごしました~!

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マッタリしたあと、一度ホームに出てみました。
駅前のロータリーやその奥の山は、時間が止まっているかのようです。
時間に追われない生活に憧れるなぁ~
しばらく外にいたので、身体が冷えてきました。
あと1時間あるので、もう一度お風呂へ。
みんな大広間で寛いでいるのか、風呂場はガーラガラ。
露天風呂も独り占めです。
さらに15分ゆーっくり身体を暖めました。
ロビーに戻ると、今までが嘘のように観光客でごった返してます。
バスツアー客の一団です。
あっしがおみやげにしようとしていた焼きまんじゅうが売り切れに(:_;)
はぁ・・・

しかし、バスツアーの団体客は、間もなく来る列車が見たいのか、ホームに結構列んでます。
さぁ、ゆっくりできたので、のんびり列車の旅を続けましょう。
しかし寒い中、そんなに列車が見たいのかねぇ~?
ん?ツアーの添乗員に温泉センターの従業員が話してます。
『じゃあ、バスは先に大間々き行ってるんだ』
・・・絶句・・・
このお方達はあっしが乗ろうとしている列車に乗ろうとしてる訳ね!
バス2台分の人間が列車に乗り込みます。
長閑なローカル線は一瞬にして通勤列車に早変わり。ワイワイガヤガヤ。
さすがのあっしも興ざめです。

携帯のバッテリーがなくなり、写真が撮れなくなっちゃいました。
まぁ、後はお家に帰るだけです。
まんず大間々までの2駅15分間はうるさかったけど、その後はいつものローカル列車になりました。
温泉センターでもらった時刻表によると、終点の桐生まで戻るより、相生で東武桐生線に乗り換えて、赤城まで行き、上毛電鉄に乗り換えた方が早く帰れそうです。
相生での乗り換えは一度改札を出て、東武線の切符を買い直さなくちゃなりません。
乗り継ぎ時間が少ないので心配しましたが、何て事なく完了。
赤城行きの電車を待ちます。

すると上りの特急りょうもう号がやってきました。
写真に収めたかったなぁ・・・残念。
あっしの乗る下り電車は、あっしの実家近くを走る見慣れた東武線カラーの電車が2両編成で来ました。
この電車もワンマン運転です。
僅か1駅5分の乗車でしたが、久しぶりに東武線に乗りました。
赤城では約5分の待ち合わせです。
ホームで電車を待っていると、また、おばちゃんに声をかけられました。
月夜野から友達と山歩きに来たとの事。
前橋で絵画のオークションで落札できちゃい、これから向かうとの事。

07120815 

絵葉書大の水墨画とからしいが最低落札価格が12000円かららしいのだが・・・
いろいろと話してくれたのだが、絵画には全く興味のないあっしにとっては、子守唄でしかなく、途中で寝ちゃいました。
3時半過ぎに自宅に戻りました。
その後、食料調達に出かける積もりでしたが、やはり水に長いこと浸かってたので疲れたのでしょう。
夜8時まで寝ちゃいました。
今回は、上州に来て初めて旅に出ましたが、都電のように乗り遅れてもすぐ次が来る旅ではなく、乗り換えにスリルがあって楽しかったです。
車社会の群馬。たまには電車の旅もいいもんだ!

と、まぁ、群馬ローカル線の旅を満喫して来ました。

結構温泉があったのですが、2年9ヶ月の群馬生活の中で温泉に入ったのは、これを含めて3~4回だけだったと思います。

また、他の古い記事も、折を見てご紹介しますね。

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